2019.03.19

昨夜、ここに何を貼り付けようかなぁとyoutubeを眺めていて見つけたサバイバル系の動画。いつもなら見ないのに、この動画を見始めると約50分間、ずっと見続けてしまった（笑）
目が離せなくなったのだ。この東洋系の男が次に何を作り何をするのか、想像できなかったのだ。
単に雨風を凌ぐためだけではなさそうな構えの家、魚を捕るためだけではなさそうな竹組の網、美味そうには見えない食材をムシャムシャ食べる様子、すべて素手で行ってしまう雑さ、とにかく単調で単純な映像に、なんとなく惹かれた。

それは何故なんだろう？　それが不思議だった。
サバイバルに興味はない。特にしたいとも思わない。ただ、身の回りに物が溢れ始めると闇雲に捨てたくなる性分だから、こういう何もない生活に憧れる深層の心理はあるかもしれない。

物が溢れるとうんざりする。そのひとつひとつがこの先もずっと纏わり付いて来るかと思うと放り出したくなる。必要なとき必要なものだけ身近にあればと思う。生きるための最低限の品だけに囲まれた生活ならどんなに気楽だろう。

生きるため、それを基準に据えると、今身の回りにあるものの大半は必要そうにない。
もっと単純に生きたい。