2018/12/14
深夜、彼女にメッセージを送信した。 どんなふうに読むのかなぁ、誤解させるのかなぁと思いつつ、送信ボタンを押す手を止められなかった。まだ何も決心していないし、確たる気持ちなどない今、こんなことなど書き送らずに、もう少し先送りにする方が賢明な気もするのだが……
でも、無言に堪えられないのだ。何かを言い続けていないと不安なのだ。
本当にボクがいい奴なら、何も言わず、彼女の決心を見守るべきなんだろう。
そうできないボクは未熟だよ。だから、こんなところに言い訳めいたことを書き綴っている。
ひょっとしたら、彼女ならここに気づいてくれるんじゃないかな、なんてことを思いながら。