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2019.06.25

穏やかな朝だ。空は快晴。風もなく、目の前の竹林の、枝先だけがそよそよと僅かに揺れている。鳥たちも鳴き競うことなく、時々思い立ったように、それぞれが思うに任せて声を上げている。

のどかだ。

だが、人間はこの天候が今日までと知っている。動植物はこの穏やかな日和の中にあって、明日以降の変化を予知できているのだろうか。

人間も、予報で知っているとはいえ、明日からの雨が毎年繰り返される梅雨時の雨だと思っている。
変化は経験値の範囲内、天変地異など滅多に起こるものじゃないと高を括っている。いつ何が起こるかわからない、なんて不安を抱えたままでは暮らせない。だから、今日の延長線上に明日があると勝手に思い込んでいる。

そう思っているところに思いもよらぬことが突然現れて、偶然の中で命を落とす。そんな不幸も、きっとその数時間前には他人事として語られていたはずで、我が身に降りかかる災害だったと認めるのは、実際の被害が目の前で繰り広げ始める、わずか数分前ってこともあるだろう。

これは不幸なことなのだろうか。ひょっとすると、不幸は生き残った者が感じる後付けの感情で、不幸の最中にある者はそれを実感できないんじゃないだろうか。

大きく括れば、人は大半が楽観論者だ。不幸を事前に思い悩むことがない。何かに見舞われて、その結果として不幸を感じるに過ぎない。今、長閑な日和の中にあり、自分の不幸な姿など思い浮かべようがない。

だから結局痛い目に遭う。何度言われても、口酸っぱく注意喚起されても、のほほんとその日をやり過ごす。

どこか他人事なのだ。何事も。


穏やかな朝だ。空は快晴。相変らず竹林の枝先だけがそよそよと揺れている。


※※※
さっき危うく1月分の日記を消しかけた。ちゃんとチェックしてたはずなのに全く違った作業をしてしまってた。どーなってんだろうね、この注意力散漫さは……
いつもならバックアップをすぐ消してしまう方なんだけど、今日はなぜか保存してた。それで救われた。もしあのまま1月分が誤って消されていたら、もう嫌になってここは捨てただろうな。
ダメだ。おかしい。こんな時は何もしないに限るんだけど。あ~ぁ、な感じ。

土曜日が夏至だったようだね。今更かな(^^ゞ
写真は日曜日。こんな晴天も予報によれば今日を限りらしく、明日からはずっと傘マーク。ようやく梅雨入りかな?
静かに降る雨の日は嫌いじゃないけど、それも二三日が限界。今週末あたり、ブチブチ文句言ってそうな予感するなぁ┐(´д`)┌ヤレヤレ