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2019.07.01

「お手紙」を書いている。ラブレターでもなく、ビジネス書簡でもなく、ちょっとお詫び込みのお手紙を書いている。出すかどうかはわからないが、とにかく書いている。

人の気持ちは結局のところわからない。一方の当事者から話を聞いて、それが沈着冷静客観的なものであったとしても、他方にすればまるで異なる光景が広がっていて、その沈着冷静客観な態度こそ許し難い不実に映ることだってある。そんな時、きっと両者は解り得ない。どこまで話し合ったところでいつか必ず破綻する関係なら、流れに身を任せ、なるようになってしまった方がいいのかもしれない。自分自身のことなら躊躇なくそうする。

だが、逡巡する人の気持ちも解るような年齢になってしまった。両方の話が両方の理屈として解るようになってしまった。どちらかを一刀両断の下に斬り捨てるのも、法的正当性を持ち出して決着させてしまうのもやはり違うんだろうとつくづく思う。人の時間も人の関係も、連続するアナログ的進展の結果であって、プツンプツンと途切れているわけではないのだ。

会って話をすれば拗れる。電話で話せば激高する。メールは似合わない、ラインなどもってのほか。
だから、お手紙を書いている。

でも…… ワープロの横書きじゃ意味ないのかな……

あ~~~~~~、めんどくせーーーーー‼

土曜日、散歩の途中で見かけた小さな花で、淡い青紫のガクに山吹色の花が気になったが、そのうちどこか別の場所で見かけることもあるだろうとそのまま見過ごした。
ところがその後どこにもなくて、あ~、あの花、写真に収めておけば良かったと後悔したのだが、それにちょっと似た感じの花が、これもひっそり咲いていたので今度は写真に収めた。それがこの花。
なんて名前なんだろうと調べてみると、「ランタナ」和名では「七変化」。ほぉー、なかなかいいねこの和名。来週は違う色に変化しているのだろうか? ひょっとすると、最初に見かけた花の変化の結果がこの写真のようになるのだろうか?
どちらにしても15キロの行程中、わずか二か所だけに咲いていた花なので、ちょっと気になった。