夢、 う つ つ の こ と
夜ごと現れる夢の中の人々は、かつて袖触れ合った者たちの今を映す仮姿なのか?
なぜこの時のことを?と訝しむほど、人々との思い出は、無意味に、かつ何の脈絡もなく、
泡沫
うたかた
の如く現れては消える。
それは今と過去を行き交うかのようでもあり・・
この物語は、ただそれを書き連ねただけのお話。
第 一 話
目 次
トップへ
原作日記