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2018/12/18

ブログとここはどう違うか?

ブログに日常のありのままや本心を曝け出せる人は羨ましい。そんな人にとってはまるで意味のない使い分けに見えるだろうが、ありのままの自分など、とても人に話して聞かせられないボクには、ブログ以外の場所が必要だった。

拙い例えだが……

「小説家になろう」や「カクヨム」はボクにとっては仕事場で、ブログはカフェ。人目を気にしない訳にはいかない。

対してこのホームページは家の中。トップ画面は自宅の玄関で、たまーに来客はあるが、大抵は丁重にお引き取りいただいて、それぞれの場所をご案内している。

そしてここDiaryは……そうだな、裏庭に面した陽当りの悪い小部屋、みたいなものかな。基本、誰も来ないし、いかにも不健康。
で、ボクはこの場所で人目を気にせず勝手気ままに、大抵は寝そべってる。

小説やブログ記事はちゃんと人目を気にして書いている。選ぶテーマも内容も、本心からは遠〜いことを書くことも多い。脚色、といえば聞こえがいいが、要するに嘘ばっか、ということに近いのかな。

どっちも匿名世界なんだから、そんなこと気にする必要もないだろうに、そう思うこともあるが、いやいや、そんなこと書いちゃダメっしょ、という自制がかなり強く働く。

小心者なんだね、要は(笑)

だからここDiaryでは…… 人目を意識しないでいいことを幸いに、いいね、も、PVも気にせず、こんなこと書いちゃマズイかなとか、これだとウケるかなとか、逆に、小心者がバレバレじゃん、みたいなことはまるで考えずに書こうと思う。

この部屋を覗いてくれてるのは、きっとボクに寛容な人に違いないよね?
だって、どう考えても、意志と意欲をもって訪ねてくれる人以外、普通はここまで来ません
( ・ิω・ิ)
だから、ここでは思いついたことをテキトーにダラダラ書いていこうと思ってる。

きっと、ホントのボクの頭の中ってのはここに現れるんじゃないかな。
フラフラ漂うように取り留めのないことを思ったり考えたり。それが実像に近いのかも。

いつもいつもエッチではないし、いつもいつも皮肉屋でもない。実は本当に凡庸な、取るに足らない自分。
少しでも良く見せようと、あれこれ捏ねくり回した物語やブログを書いている時の自分とはまるで違うはず。

じゃ日記でも書けば? それで十分でしょ? と思われるかも。確かに日記でいいよね(笑)

それはそうなんだけど、それでは満足しない自分もいるんだな、これが(笑)

それはたぶん、誰かひとりくらい、ボクのこと知っててくれよぉ〜、という、捨てきれない自己顕示欲とか人恋しさといったものがあるからなんだろう。

そしてもしそんな欲望、願望すらなくなったら…… ボクはホントに仙人になるか、朽ち果てるんだろうね。
それにはまだ少し早いから、ここで少し時間つぶししよう、ってこと。
あなたに思いやりなんか期待していない! って誰に言われたんだっけ?
なぜかそんなシーンを思い出した。
ボクは彼女のご機嫌をとろうとしていた。たぶん薄ら笑いでも浮かべて。
それを拒んだ強い反応に、なんだよコイツ、って思った記憶がある。
でも、なんで今頃思い出すんだろう?
空がこんなふうに重苦しかったからだろうか?