2018/12/29
雪が降った。朝、ひらひらと黒屋根に舞い落ちる雪の欠片を見ていると、ふと、ある日の記憶が蘇り、そのことをブログ記事にした。
ブログはしばらく放置したままだったから、どう書くんだっけ? って最初は戸惑った。最近は暇さえあればここに入り浸りだから、ブログの作成画面に違和感を感じたのだ。
慣れ、ってのは怖いもんだね。
毎日ホームページの制作画面を見ながら、ここをこうしたらどうなるんだろ? みたいな好奇心が次々に湧いてくる。制作すること自体が面白い。ついついあれこれイジってしまう。昔からこういうものにチマチマ手を加えるのが好きで仕方ない(笑)
で、肝心の記事は手薄になっている。もっと大量に多種類に記事があれば、あんなページもこんなページも作って、などと考えるが、その記事は自分が用意しなくちゃならないんだからどうしようもない(笑)
ここは地中深い、地の底にあるようなサイトだから、普通の人はきっと辿り着かない。
そのことはかなり好都合で、ここになら思ったまま躊躇なく書き込んでいられる。
もし冷静な人間が見れば、なんと女々しい、そんな印象を持つ記事も、意外に平気で書き込める。
むしろ、書いているうちに自分の矛盾混乱したモヤモヤが零れ落ちるようでスッキリしてくる。
あー、自分はこんな程度のことしか考えてないんだ、とか、また同じことの繰り返しだとか、そんなことに気づくのが素直に面白い。
思考っていうのは空を相手に対話するようなものだが、ここに文字を連ねると中空に誰か仮想相手が見えるようで、その人に向けて喋る感覚になれる。あるときはこちら側の立場で、あるときは相手の立場に入れ替わったりしながら、おいおい、そりゃおかしいだろ? みたいなひとりツッコミしたりして……
そういえば、昔々、よく壁に向けてボールを投げつけて遊んだ。
「ピッチャ〜〜、振りかぶりましたぁー。お〜〜っとランナー走ったぁ~」
みたいなひとり遊びをしたものだ。
遊ぶ対象物は変わっても根本的なところは変わんないなぁと思うとなんだか笑えた。
だからここは何も産み出さない。
無価値だが、ボクには有価値な場所。
ここは多分、そんな場所だよ。きっと(⌒∇⌒)