2019/01/09
ブログの過去記事を読んでみた。「いつか幸せは向こうからやってくる」を書いていた2017年9月頃の記事。オペラに関する記事。ちょっと気取ったところが鼻についたが、あの頃はブログ記事ですらきちんと確認を取った後にアップしていたから、書きっぷりは腹立たしいが内容は至って真面目な印象なことにホッとした。※貼り付けたYoutube映像がいくつも視聴不可になっていた。時々チェックしないとダメかな。
それに比べ、最近の記事はイチイチの確認をしないし、そもそも、確認しなきゃならないような記事も書かないから、きっとそのうち自分でも呆れるようなものになるんじゃないかな。
時々、なろうやカクヨムに公開した小説も読み返すが、こっちは、あ~ぁ全然ダメだなぁと落ち込むことが多いから本文まできちんと読み直すことは少ない。物語の目次だけを眺めて、これを書いてた頃はあーだった、こーだった、と懐かしむだけで今はまだ充分みたい。
ドライブの中にはそれよりもっと古く、なろうで小説を書くようになる前の、物語の原稿とも呼べぬような代物が残っている。人に送るつもりで書いた手紙の原稿もある。もらった文章もある。
それらは、そろそろ懐かしくなってもおかしくない古いものも多いが、実際にはなかなか手に取ることがない。その当時の気持ちや感情から目を背けたいところがまだ残っているようだ。
送ろうとして送れなかった手紙なんてものはいっそのこと捨ててしまえばいいだろうにと思うのだが、それもなかなかできないでいる。捨てればそこで終わりなのだ。修復できないだけでなく、記憶の底からも完全に消え去ってしまうのが寂しいというより怖いのかもしれない。
これらがただの懐かしいものに変容するには、あとどれくらいの時間が必要なのだろう。五年十年の月日ではまだ足りないのだろうか……。