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2019/01/16

気づくとここを開設してひと月が経過している。あれから何日経っただろうと指を折ってる間は遅々として進まない時間も、いつしか元のペースを取り戻す。それは幸福なのだろうか不幸なのだろうか。
生木を引き裂くように、という言葉がある。そういう別れ方をしたことがある。引き裂かれたこともあれば、引き裂いたこともある。確かに次の夜は来ないんじゃないかという思いをする。
実際、木々の手入れの仕方を知らない頃、梅の木の徒長枝を無理やり引き裂いたこともある。
その梅は香りの良い紅梅だったがその翌年から極端に香りが落ちた。
それでも毎年花をつける。
今年も薄紅色の花弁を開いた。
ボクの知らない間に鳥たちがそこに集い、互いを癒やしているのだろう。
そうならいいけど。


first love 上手く歌えるようになったんだろうか?
ついでに思い出したら頬が勝手に緩んだ。
海棠の木が枯れた。この花にメジロが集うのを見るのが好きだったのに。何が良くなかったのだろう? 去年は綺麗咲いていたのに。結構ショック。
目ぼしい木が枯れるのは初めてかもしれない。いつもテキトーな剪定にもかかわらず、翌年にはちゃんと芽吹くものだから、植物ってのはそんなもんだろうと思っていた。
海棠は枝が混戦していて時間をかけて枝ぶりを変えようとしたところだったから、それが余計だったと思うとやるせない。