Top Stories Diary Index Next Before

2019/01/22

昨日、久しぶりに希釈して飲むタイプのカルピスを作って飲んだ。500㎖ほどの大きさのボトルに原液が入っていて、一見しただけでは希釈するタイプに見えない。幼い頃見慣れたデザインとは印象の異なるボトルデザインだったから、ちょっと寂しい気がした。

幼い頃、誰からの届け物だったかは忘れたが、中元歳暮の時期になるとカルピスセットが贈られてきて、日頃飲む機会のないフルーツ味のカルピスをその時期だけ味わえるのがとても楽しみだった。
それがある時カルピスウォーターになり、カルピスソーダが登場すると、原液希釈型のカルピスを有難がることもなくなり、いつの頃かカルピスセットが贈られてくることもなくなった。

人の習慣とは妙なもので、カルピスは自分で買うものというイメージがない。誰かに頂き物をして飲むものとカラダがそう憶えている。だから自分で希釈型の商品を買ったことなどない。今回も、たまたま実家の冷蔵庫に眠っていたので、酔っぱらったついでに原液を炭酸水で希釈して飲んだというに過ぎない。

味は昔のままだった。イチイチ計測して希釈しないし氷を入れたのちに炭酸水を入れるのだから味も不安定で薄かったり妙に濃かったりする。

しかし、そのバラつきもまたカルピスらしいところで、幼い頃は妹のグラスと見比べて、お前のは濃すぎだとか文句をつけたことを思い出す。
だから、ブログにカルピスソーダを100本注文すると書いたがそれはこのことを思い出しながら書いただけで嘘八百だ。

でも、懐かしくて、ちょっとカルピスの名前、出しておきたかったんだよね(笑)
小春の陽だまりのような部屋。ついつい寝ちゃったよ(^^ゞ
今年は暖冬らしい。その実感はないが、時々、こんな昼下がりの日にはそうかもな、と思う。
まどろみながらある人を思う。彼女となら、部屋でまどろんでいられたかもな。
長い時間じゃなくていい。ほんの少しだけ。このまま眠らせてくれないか。そう言いながら……