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2019/02/08

スーパーで「ヨーロッパフェア」なる催事があったらしく、妹が赤ワインとゴルゴンゾーラを買ってきた。こんな田舎町にも、ニュースで報道しているヨーロッパ品の関税障壁撤廃の余波が及んだかと思うと、ちょっと複雑な気がした。
国の施策が滞りなく全国に波及することは当たり前なのかもしれないが、日常生活の隅々まで、都会とここが一緒である必要などないのにな、と天邪鬼的に思ったのだ。
最近、便利より不便、モノがあふれていることより欠如していることの方がなんとなく落ち着く。
日常と非日常が隣り合わせというか、利便性とか効率性というものとは無縁の中にいるのも意外に悪くないということに最近ようやく気がついた。
不便だと困るでしょ? と言われる。だって、欲しいものがすぐに手に入らないと困るでしょ? お買い物はどうするんですか? とか。
ところが、実際はあまり困らない。よくよく考えると、生きる上で困ること、ってことはそう多くない。
なのに、すべてを半径300メートル以内に揃えようとする。ボクも昔は100メートル以上離れたコンビニに行くという感覚がわからなかった。
コンビニ? 階段を下りたところ。それでなきゃ意味ないじゃん、そう言っていた。
今は800メートル離れてしまい、もうコンビニでもなくなったけどね。
困ることってなんだろう? すぐに思いつかない程度に仙人に近づいたのか?
まっ、田舎者の僻み、ってことだけどね(笑)
おでんにタコを入れるなんて知らなかった。最初は驚いたが、今じゃない方が信じられない。