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2019.03.29

何度考えても解らないことがある。わからん……わからん…… そう呟きながら現象、事態の推移を眺め、うんうん唸りながらあれこれ当て推量するが、結局のところ解らない。
そもそも、誰のためのことなのかが解らない。自分のためのことか、相手に対してのことか。規則正しくずっと継続されているが報われることもないし発展するわけでもない。ただひたすら繰り返されるのみ。
ただひたすら繰り返す、ということに意味があるのだろうかと考える。
すると、そういうこと、行為ってのは意外に多いことに気がついた。例えるなら、賽の河原で石積みを行うこととか。


冠雪間もない時期の大山で見かけたそれは、積み上げる人の執着心を思わせて怯んだ。雨風をものともせず、ただひたすら、黙々と、終わりなく、いつまでもいつまでも…… そんな時間の中にあると人はどんな感覚を抱くものだろう、そんなことをふと思った。

ただひたすら繰り返す、見返りもなく…… きっとその時間が結果として何かをもたらせてくれると期待するのではなく、その時間そのものが救いになるのだろう。

もし、そういう気持ちになるのなら、それだけで救われるのなら、それでいいかという気になる。
ボクもまた、その時間の中にあって、ただ黙々と、ひたすらに、それを眺めていればいいんだろうか?
to be continued
Chica_Hanna_Lugh


静かにしてくれ……
テンション高いのはもうたくさん。