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2019.04.02

昨日、目黒川沿いの桜が今年は疎らであまりキレイじゃないという話を聞いて、そう言えば90年代のある年、桜がいつまでも散らず最後は哀れな感じになった春のことを思い出した。開花後の冷え込みが続いた、やはり寒い春だった。
最初のうちこそ今年は桜が長く楽しめる、なんて喜んでいたものの、いつまでもダラダラ果てない桜にみんな途中で飽きてしまった記憶がある。桜はやはり散り際なのだろう。

ついでに思い出したこと。
昔、我が家には楊貴妃という品種の桜が三本、庭の南面に並び立っていて、周囲のソメイヨシノが散り終えたあとに咲き揃っていたことを思い出す。花弁が鮮やかなピンクなので咲いている時は華やかで気に入っていたが、不思議に散り際の記憶がない。幼い頃の記憶だから、まだ桜の風流が理解できていなかっただけなのかも知れないが、ハラハラと散る景色に見覚えがないのは、この八重の桜は最期にはポトリと散ったからなのだろうか?
ただ最近、ソメイヨシノをキレイだと思わなくなってきて花見に興味がなくなった理由のひとつに、あの八重の桜への郷愁があるような気もする。
ソメイヨシノではなくあの桜を選んだその理由を、そのホントのところを祖父に聞いておけばよかったと思うがそれも叶わない。仕方ないので今は勝手にきっとこうだったんだろうという理由付けをして納得している。その物語を書こう書こうと思いつつ、まるで捗らないんだけどね(笑)

発見! サイトにmp3やmp4って簡単に貼れるんだな。こんなに簡単とは思わなかったけど、解ってしまえばああそうか、と思う。
何かないかな、と探してみたが適当なものがない(笑) でもこれで、これからはYoutubeに限る必要はなくなった訳だな。