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2019.06.07

昨夜遅く降り始めた雨は、途中、かなり酷い雷雨になって、朝方ようやく止んだ。とにかく、このあたりは雷の通り道とあって、酷い時は体毛が逆立つほどの強い電磁場になる。体内の電子は挙って体表に並び、雷さまぁ〜と声を揃えているし、そのうち電子機器は突然火を吹くんじゃないだろうか、と思うほど。ホントか? ちょっと盛りました(^^ゞ

夜の雨がこれで終わるかまだ続くかは小鳥たちの囀りが教えてくれる。続くようなら一羽たりとも鳴くことはないが、今はポツポツと短い声をあげるものがあり、まだカーテンを開けていないがまもなく降り止むのかな? おや? また静かになった…… 続くのかな?(笑)

さて、今日はもう金曜日。何もせぬまま週末になるよ。いいのかねえ(;´д`)トホホ…

メメント・モリ(memento mori)ラテン語で、人はいつか必ず死ぬということを忘れるな、という意味の警句。昨夜、ある番組をタイムフリーで聞いていたところ、偶然耳にしたワード。
何年か前、知り合いのふたりが映画「メメント」の話題で盛り上がっていたことがあり、ボクはその映画を見ていなかったので話に加われれず、以来、この「メメント」というワードが妙に気になっていた。昨夜、この映画名の由来となっているこの言葉に辿り着き、こういう意味だったのかとこれまで勝手に抱いていたイメージとは異なることを知った。。

ボクは人より少し安易に「死」を捉えているところがある。死ぬほどの大病や大怪我をしたことはないし、身近に悲惨な最期を迎えた者がなく、恐らくリアリティが薄いためだろうと思うが、この瞬間、生きる営みが突然途切れたとしても特に拘泥するものはないし、確かに死に至る間際の肉体的苦痛は避けたい気がするが、消えゆくことへの恐怖感、失望感は恐らくない。むしろ、いつまでも若くありたいと願う人をみると、限りない欲の果てを感じて浅ましいなぁと思ったりする。
前にも書いたが、生きるとは死ぬまでの時間、という考えに共感するくらいなので、死は禁忌ではなく、生と一体不可分のものという受け止め方をしている気がする。

だから、人はいつか必ず死ぬということは、特に毎日自覚しているわけではないが遠いものでもない。死を忘れた生の謳歌はなく、そもそも生きることはそれ自体、どこか儚く哀しい死の表裏という感じもする。死を恐れて何かに縋る必要も感じない。

と、ここまで書いて、う〜ん、やっぱり遠いなと気づく。ホントはリアリティがないだけかも。まだきっと観念としての死でしかないな、とも思った。なのであまり偉そうに言うのは止めておこう。死の間際に泣き叫ぶかもしれないしね(^^ゞ