2019.06.08
時々、過去のつまんない出来事をふと思い出す。それはきっと何かに触発されて脳が過去の記憶の断片と今とを結ぶのだろうが、あまりに脈絡がないと不思議でしょうがなくなり、その因果を突き詰めたくなる。例えばSade。この曲を聴いた瞬間、なぜか昔よく通ったホームセンター(トステム?www)の駐車場を思い出してしまった。
もちろん、彼女(当時は男?女?どっち?と思っていたような(^^ゞ)とトステムに縁がある訳ではないが、なぜかそこによく通ったことを思い出し、そう言えば、あの店に行くならあの道を通るよな、という繋がりから、Sadeを聴いていた頃よく通った道路沿いの風景を思い出したりした。
人間の記憶ってのは一体どういうメカニズムで何を優先しているのだろう?もっと覚えておくべき重要な出来事も他にあったはずだが、ふと蘇ることってのはこのようなどーでもいい些細なこと、前後の脈絡のない断片的なシーンであることが多く、ひょっとすると脳内にはかつて見聞きしたものすべてが無造作に収納されているんじゃないか、なんてことを思ったりもする。
そういう過去の蘇りがあるとそれに触発されて次々にその当時の事が湧き出て来るのだが、すると、せっかくだから書き残しておきたいなぁという気になる。
夢うつつのこと、ってのは、徐々にノンフィクション的なフィクションになって行くのかなぁ、そんな気がした。