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2019.06.09

エスカレーション(escalation)。政治史の講義で最初に耳にして以来、何かにつけ頭に浮かぶワード。エスカレートしたとかしてるとか、そう言う言い方をされたくないししたくないので、反射的にこの言葉に置き換えるのだと思う。まったく同じ意味で使っているが、少しだけ突き放したニュアンスを込めているかも。エスカレートした状態から抜け出たのち、やや冷めた目で振り返るとき、あるいは、その状態から抜け出た様子を理解しようとする時、意識的に使ったりする。バカげた話だけど(^^ゞ

多くの場合、ふと頭の片隅を勝手に過る言葉なので無意識なのだが、意外に頻度高く思い浮かべているかも。授業でこのワードが出てきた時に感じた、人間の性というか、陥りがちな傾向というか、わかっていても止められずどんどん泥沼に嵌まり抜け出せなくなる様子、それを打開しようとしてさらに打つ手がますます事態を悪化させる様子、そんな状態を見聞きすると、心の中で、エスカレーション…と呟いている。どうしようもないね、そうなるのは仕方ないけど、どうしようもない、そんなニュアンスかな。

もともとベトナム戦争でアメリカの採った軍事戦略の誤りを指す言葉なので、深刻な意味が少しだけ含まれていて、こう呟く時には事態の悪化を心配しているような時に使っているかも。または事態は悪化していても、そろそろそこから抜け出せそうな予兆や気配を少しだけ感じていて、もうこれ以上は悪化しないだろう、的な楽観に陥る時、心の中で小さく呟く。エスカレーションだったな…とか。


※たった今しがた、恐らく猫だと思うが、聞いたことのないギャアという、それこそ断末魔にはこんな声になるんじゃないかと思わせる、激しくおぞましい叫びを数回聞いた。サカリのついた猫の鳴きあいも煩わしいが、夜中突然こんな声を出されると、わっ、殺人事件かよっ!と思うじゃないか٩(๑`^´๑)۶ 只今深夜2:05


ということで、何事もエスカレーションは注意なのだ。
※猫に邪魔されて思考が突然途切れた。何が言いたかったか主題がわかんなくなった(笑)